資格取得に躍起にならなくても収入につながる経験値
ここでは自分の能力の可能性に気づくための解説をします。資格やスキルが無いんじゃないかと悩んだり、現在の状況が思うような成果を出していないと感じていて気分が優れないと感じているとしても、これまでの個々の経験自体が別の場所で役に立つ事があるのです。起業、社内管理職経験を含めて40年の経営及び勤務経験のある著者がお伝えします。
対人関係が全ての仕事のベースにある事を知れば強い
まず基本となる部分が対人関係です。例外として単独で誰とも会う事無く全て処理出来る業態は除くとして、配送業から事務関係まで誰かと一緒の空間で仕事を処理することになるはずです。多くの場合、自分に与えられた職務があるものですが処理を完了するために他の人と情報を共有することもあるし、作業を一緒に処理したり時に協力したり協力を求めないと完結できないこともあります。
スキル以前のスキル。それが対人処理能力。
多くの職場、取引先、経営者を見てきて思うのが対人処理能力は決して特別に人と関わることではなく、かといって関わらないものでもない。仲間を作ること、仲良しグループを作ったり加わる事、世間話やアフターで飲み会をするものでもないです。
「仕事を円滑に進める程度の関係性をしっかり形成する」ことだと感じています。会社は仕事を遂行する場所であるので自分の仕事がうまく進まないといけません。なおかつ会社にとってプラスの存在でなければいけないし、上司や幹部、経営陣にプラスの存在でないと意味がありません。
会社のマイナスになる存在になってはいけないです。なので就業時間内に延々と無駄話をするような仲間を作る必要はないし、プライベートな家庭や恋人の話をする必要もありません。自分の心の中の話もする必要はないし仕事ベースでの人間構築で良いのです。
人は個性があるから個々に対応する能力が武器になる
仕事ベースの円滑な人間関係とは個々に差がある性格の人と時間を共有しつつ仕事をスムーズに進める関係です。過去に就職、パートやアルバイトをした経験があるならわかると思いますが成人した大人の集団となると学生時代よりももっと面倒な人も混じるものです。癖が強かったり意地悪だったり自己アピールがひどい人だっています。さらに自分自身も癖があるものなので合わない人もいることでしょう。
こうした個々の性格の違いを見分けられるか、対応できるかが対人関係のスキルの本質だと思っています。日ごろから独り言を言いながら仕事をする人がいるならそれに慣れる、人の悪口をいつも言っていながら自分が悪口を言われる事には怒る人がいたら仕事上の会話だけに留める、いつも自分をかまってほしいと思っている人がいたらまずは声をかけてから何かをするようにするとか、個々の面倒な人たちの扱い方が上手な人は会社でも一目置かれています。
資格は優先すべきは現時点の仕事の延長線上のものを選ぶ
今後自分の能力を増やしたいとか、もっと収入を増やしたい、別の仕事をしたいとか起業したい夢があるとかで資格を取得しておこうと考えている人もいるでしょう。この時に明確に起業したいとかで確定した予定があって実行するために資格が必須だから取るというのは別として、特に理由はないけれど資格をいくつか取得してみようと考えるなら、現在の職種に関連した資格から取得したほうが良いでしょう。
なぜなら資格ほど無駄になっているものはなく、取得しても収入に繋がらず、誰に資格を持っていると自慢できる場もなくただ資格を持ったまま放置しているという人が圧倒的に多いからです。無駄な資格を持っていても意味がないです。勉強する時間も無駄だし取得資金も無駄です。更新が必要な資格を持って何回も更新をするけれど最後まで使う事無く終わったという話はよく聞くでしょう。必要ない資格は持っていても持っていないのと同じで、資格取得のために使うお金も時間も浪費するだけして暇つぶしになるならまだしも、役に立たないのに無理に時間を作って資格取得するなら意味のない行動です。
取得するなら現時点で使える資格、関連性のある資格を優先して取得したほうが良いです。その理由は異業種に移行するよりも既に経験値が積み重なっている現在の職種のほうが成功する可能性が高く、資格を取得することで収入が上がる可能性があるからです。既に異業種に変わる、変わりたいと考えているなら転職してから考えれば良いです。どの場合も現在の自分と関連した資格を選ぶほうが有利に資格を活用できます。
資格は今の仕事を犠牲にせずに休日にネットで取得する
例えば女性向けなら 資格を簡単に取得できる人気の通信講座【SARAスクール】 
では幅広い資格一覧、資格取得をすることができ、在宅で簡単に資格取得できる人気の通信講座【諒設計アーキテクトラーニング】 
でも男女関係なく多くの資格を検討して取得できます。今のトレンドはネットが普及してテキスト、取得する最短のノウハウができているのでネット受講申し込みをして資格を取得して、現場の仕事に役立てながら実務経験をさらに増やしていく使い方が良いでしょう。
徳
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現在の仕事自体がスキルになっていることを意識してみる
例えば今の仕事をしている中で給料が上がる見込みがないとか、上司や経営陣がどうしても自分が考える方向性とちがうと感じるなら転職をすることが解決の一つ。将来転職をすることを考えているなら、現在の職場で不安や不満にばかり目を向けるのではなく現在の職場で多くの経験を吸収しておくほうが良いです。
例えば現在IT系の会社にいて残業が多く納期がいつも迫っていて寝不足だし休日も少ないと感じていて二度とこんな会社は嫌だと思うなら、他社の社内WEB担当求人に応募して給与は増大、休日も増えるような転職を目指せます。こういう考えでいられたら現在の会社で吸収できることは多いでしょう。現在の仕事を吸収しながら将来役立ちそうなプロジェクト、受注を消化するなかで意識を変えておくだけでモチベーションも変わってきます。
異業種間でも現在の無意味と思える仕事がいきてくる
この記事で最も知ってほしい点がこの部分です。現在の仕事が嫌でたまらないとか、仕事に意味を見出せない、行く意味がわからないとかいう極端に追い詰められている人から、お金のために仕方なく通勤しているだけで本当は行きたくないとかいう人でも現在の仕事が将来のプラスになっていくものです。
転職後、起業後に前職種の仕事は必ずトークネタとしていきてきます。将来接客をするかもしれないし、接客でなくとも人と接する機会はあるので、そこで話の切り口になることもあるし会話のおかげで契約を取れたり、縁ができたりという不思議なつながりが起こってくる事もあります。
現時点で仕事がうまくいっている人、とことんダメな状態の人、タイミングによって違いがありますが現在の仕事は無駄ではありません。会社を経営、お店を経営していた起業家ならもし倒産しても自己破産をしてしまっても、経営経験、人材管理といったスキルを求めている会社はあります。一般の中途採用者よりも高額な報酬で迎えられる人もいます。
職人経験がある人がWEB系に就職した例だと建築系、設計系の会社のWEB制作を行う際に知識が役に立ったとか、大工職人経験のある人が総務に転職すると修繕や見積もりで活躍したとかキリがないほどに過去の経験がどこかで役に立ちます。
要はこうした過去の経験を出さない、活用しないという消極的な姿勢の人は広がっていかないのでそこだけ意識していけばどんな仕事をしても、転職しても繋げていけるのです。
失敗しやすいのが新しく全く関係ない事を常に繰り返し行っていくパターンだということに気づけば無駄に時間を使う事も減ります。人生の有利な時期は限られていて、頭が明瞭、健康な身体を維持する年齢は20歳前後から70歳後半までです。その中で最も経験値が積み重なってくる集大成といえる期間を50歳から65歳くらいと設定できたら、効率的に動くほうが良いでしょう。資格も必要なものだけに集中して、試したい職種が多くあったらその中から数個に選んで集中していくほうが時間の無駄を減らせます。一つの事を成し遂げるのにネット普及後は時間の短縮ができるようにはなりましたが、3年から10年は結果を見るのに時間を要するのが多いものです。そう考えると全く関係ない職種を次々に変えていくのは結果が出ないまま人生を終わらせる可能性が高くなります。結果が全てではないですが成果を求めるのもモチベーションと考えると結果も欲しいですよね。異業種に渡り歩く（横に移動する）のを極力減らして似た業種を移動する（縦に繋げていく）のを意識すると、過去、現在の仕事そのものが活かされるので少しでも楽に、スムーズに実現できるでしょう。
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は24歳以上で参加することができます。2013年に「大学生のための起業の学校」で始まった起業の学校は21年に受講生3000人超えとなり巨大起業支援メディアアントレと提携し更に躍進しています。社会人限定で受講できる講座なので自営業、フリーランス、会社経営など将来に役立つ知識を得るのに役立つでしょう。こうした外部の講座に参加したり、資格を取得したり早い段階で考えて備えておく事ですね。
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